2009年03月26日
テンカラ用仕掛け巻き
そのまま使用できる市販のテンカラ仕掛け巻きもありますが
最近はメイホー丸型仕掛け巻き゛ちびまる70゛に少々加工を加えてテンカラ用に使っています。
もちろんそのままでも使えます。
参考例として作業手順を紹介させて頂きます。
毛鉤を掛ける所にはクリップを使います。
任意の長さでカットしておきます。
4箇所あるツメを外して分割します。
ツメが外れた際、勢いあまって工具で自分の手や指に
刺したりしないようにケガには注意しましょう。
工具先端の先には手や指を置かないように。
分割した状態。
こちらに加工します。
0.9mm ピンバイス 百円ショップで購入(商品名精密ハンドドリル)
先端は細いドリルになっていて指でクリクリ回して穴を開けます。
電動ドリルでも良いですがこちらで充分。じっくり加工できます。
使用したクリップの太さは約0.8mmです。ドリルサイズ0.8mmでは接着剤が入り込む
クリアランスが少ないので0.9から1.0mmくらいまでの穴が良いと思います。
ツメが掛かる角穴から穴を開けます。
反対側にも穴を開けます。
2つの穴が対照に開くように内側に目印の線を入れてそこを狙いましょう。
2箇所の穴に先にカットしておいたクリップをセットします。長さは任意で決めてください。
あまり飛び出しすぎると大きめのフックサイズの毛鉤を掛けると
アイと仕掛け巻きが干渉するので注意してください。
2液性のエポキシ接着剤 百円ショップで購入
それほど加重や引っ張りがかからないので百円ショップのエポキシ接着剤で充分。
ただし硬化時間が10分と短い。
一度にある程度の数の仕掛け巻きを作るときは作業スピードと
時間を踏まえながら少量ずつ混合して使いましょう。
自分の場合、ごく少量の塗料や接着剤にはこのコンタクトレンズの容器を使っています。
クリップが貫通している両側に接着剤を塗布してそのまま硬化を待ちます。
硬化時間は10分となっていますが2~3時間ほどおきます。
使用強度まで硬化するように実使用は翌日以降が良いでしょう。
また気温でも硬化時間が変わるので注意しましょう。
2~3時間のちクリップの余分な箇所をカットします。
パチンと組み合わせて完成です。
このようなクリップの取り付け方法もあります。
こちらは上記の仕掛け巻きとは毛鉤を掛けた際、
針先の向きが90度変わります。
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以前は木や樹脂を使った仕掛け巻きを作りましたが
ここ最近はちびまるばかりです。
尚、作業する際は充分気をつけてケガをしないようにお願いします。
万が一事故やケガをされても当方では責任を持てません。
Posted by Mr.BIG at 03:19│Comments(1)
│フィッシングアイテム
この記事へのコメント
懐かしい仕掛け巻きが出てるね^^
以前分けてもらったな~(=^^=)
改造バージョンも解りやすくていい感じだよね。
ムッシュは今、がまかつの鮎の仕掛け巻きを使ってます。
以前分けてもらったな~(=^^=)
改造バージョンも解りやすくていい感じだよね。
ムッシュは今、がまかつの鮎の仕掛け巻きを使ってます。
Posted by ムッシュ at 2009年04月10日 23:29